【JBCクラシック】“大井の帝王”的場文男騎手、シュテルングランツで初の京都参戦

京都初見参となる的場文。大井の帝王の“ダンス”に注目
京都初見参となる的場文。大井の帝王の“ダンス”に注目

◆第18回JBCクラシック・G1(11月4日・ダート1900メートル、京都競馬場)

 “大井の帝王”は健在だ。9月に62歳となった的場文男騎手=大井=。8月12日には日本新記録となる地方競馬通算7152勝を達成。9月の東京記念は、今回もコンビを組むシュテルングランツで制覇。自らが持つ最年長重賞勝利記録を62歳12日に更新した。

 「こんな年まで乗れるとは思っていなかった。それに(年間)100も勝てて…。関係者、ファンのおかげ。感謝の気持ちでいっぱいだよ」。6月の川崎競馬で落馬し、左膝の内側に20針縫う大けがをしながらも約3週間で復帰するなど、闘争心に衰えはない。

 的場文がJRAのレースに騎乗するのは10年6月の東京以来、実に約8年5か月ぶり。京都で騎乗するのは初めてで、JBCでの騎乗は最年長記録となる。「京都で乗るのは楽しみ。JBCは出られるだけでもいいね」と待ち遠しそうだ。

 パートナーとなるシュテルングランツの調整は順調。「前走は馬との話し合いがついて、最高にうまく乗れた。完璧。でも、今度は相手が違うからね。楽しんで乗りますよ」。“的場ダンス”と言われる独特な力強いアクションで、京都をにぎわす。

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