6月22日の函館11R・大沼S(3歳上オープン、ダート1700メートル=14頭立て)は、2番人気のリアンヴェリテ(牡5歳、栗東・中竹和也厩舎)が逃げ切り勝ちをおさめた。勝ち時計は1分42秒0。
10番枠からスタートを飛び出ると、国分恭騎手に促されて、そのままハナに。前半の900メートルを53秒8のハイペースで流れを作った。直線に向いても勢いは衰えなかった。追いかけてきた2着のロードゴラッソに5馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。
国分恭騎手は「いいパフォーマンスを見せてくれました。ため逃げをしても良さが出ないので、体力勝負に持ち込みました。馬は強くなってますね」と汗をぬぐった。管理する中竹調教師は「滞在が合っているみたいですね。次はマリーンS(7月7日、函館)か、札幌のどちらかですね」と笑顔だった。