2004年の日本ダービー馬で、種牡馬としても多くの功績を残した名馬キングカメハメハが8月9日夜に死んだことが10日、分かった。18歳だった。NHKマイルC、日本ダービーの“変則2冠”を達成した同馬の主戦ジョッキーだった安藤勝己元騎手(59)がコメントを発表した。
安藤勝己騎手「ダービーを勝たせてもらったことが、かなり強く印象に残っています。絶対に勝てると思って騎乗したのは後にも先にも、あのダービーだけでした。そういった精神力の強さが産駒にも伝わっていると思います。ロードカナロアを見ると、そのことを特に強く感じますね。とても残念ですが、その血統はこれからもきっとつながっていくと思います」