
滋賀・栗東トレーニングセンターのCウッドチップコース(CWコース=1周1800メートル)の自動計測システムが12月7日から運用開始となった。
右、左回りの両方に対応し、10ハロンのラップタイムまで計測が可能。すでに自動計測が行われている坂路コースと同じくICタグを使用して測定される。
運用が始まり、一番乗りでCWコースを駆け抜けたのはスズカパンサー(牡4歳、栗東・西村真幸厩舎、父カレンブラックヒル)。単走でスピードに乗って、6ハロン81秒9―12秒9を計時した。騎乗していた小崎綾也騎手=栗東・フリー=は「これくらいかなと思っていました。体感ぐらいの時計ですね」と納得の表情を見せた。
茨城・美浦トレーニングセンターの周回コースでは、同様のシステムを使用した調教タイム自動計測が7月27日からWコースで開始。栗東でも続く形となった。