12月26日の中山5R・2歳新馬(ダート1200メートル=16頭立て)は、11番人気のライヴアメシスト(牝2歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父カレンブラックヒル)が外から強襲してデビュー戦を飾った。2着に6番人気のプリティバレリーナ、3着に7番人気のリネンファイトが入り、3連単は70万7990万円の波乱となった。勝ち時計は1分13秒6(良)。
道中は中団の9番手を追走した。直線に入り大外に持ちだし、前を1完歩ずつ追い上げると、ゴール前で粘り込みを計るプリティバレリーナを首差交わしたところが、ゴールだった。小林脩斗騎手は、「スタートはゆっくり行った。伸びてくれたし、いい勝ち方をしてくれた。体の成長を期待して次も頑張っていきたい」と手応えを話した。
管理する黒岩調教師は、「行き脚がついてから、長く脚を使ってくれたことにはびっくりした。弱さがあるのでじっくり育てていきたい」と今後を見据えていた。