◆第59回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月6日、中山・芝2000メートル)1週前追い切り=2月24日、栗東トレセン
札幌2歳S6着以来となった若駒Sを完勝し、再びクラシック候補に浮上したリューベック(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎、父ハービンジャー)が、皐月賞トライアルの報知杯弥生賞へ向けての1週前追い切りをCWコースで行った。
馬なりで進めて最後だけうながす形で運んで6ハロン88秒4―11秒2。道中は余裕があったとはいえ、ラストの瞬発力は出色だった。
須貝調教師は「テンションを上げないよう調整しているので、速い時計を出す追い切りをやるつもりはなく、予定通りです。前走のダメージはなく、乗り込み量は十分です」と話した。全姉は国内外でG1を2勝したディアドラという良血が、初の重賞制覇へ向けて着々と態勢を整えている。