◆第72回安田記念・G1(6月5日、東京競馬場・芝1600メートル=良)
マイル路線で活躍する精鋭18頭が出走して争われ、4番人気のソングライン(牝4歳、美浦・林徹厩舎、父キズナ)が、池添謙一騎手の手綱でシャープな末脚を発揮し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分32秒3。
2番人気のシュネルマイスター(クリストフ・ルメール騎手)が首差の2着。そこから頭差の3着には8番人気のサリオス(ダミアン・レーン騎手)が入った。
池添謙一騎手(ソングライン=1着)「まずはスタートを集中して態勢をしっかりしてスタートをすることを考えていて本当にいいスタートを切れましたしあとはポジションをしっかり取って進めて行こうと思っていました。サリオスの後ろのポジションで落ち着いて走れていましたし、いい手応えでした。4角手前から仕掛けてしって、直線もステッキに応えてくれましたし、最後まで頑張ってくれました。前回は厩舎がいい状態に仕上げてくれたなかで、ふがいないレースをしてしまいました。厩舎の期待に応えられて良かった。林先生も喜んでくれていると思います。体はサウジも経験していますし精神面も肉体面も成長してくれていますし前回から完成の域に達していると思っていたのであとはタイトルを取るだけだと思っていました。きょうしっかり取ることができて良かったと思います」