【札幌日刊スポーツ杯】ディナースタが1番人気に応えてV タイキシャトル追悼競走後に虹がかかる

3歳馬ディナースタが押し切って連勝を決める
3歳馬ディナースタが押し切って連勝を決める

 8月20日の札幌11R・札幌日刊スポーツ杯(3歳上2勝クラス、芝2600メートル、14頭立て)は、1番人気に支持されたディナースタ(牡3歳、栗東・辻野泰之厩舎、父ドゥラメンテ)が、3角先頭の強気な競馬で押し切った。22年の金鯱賞の勝ち馬で、日曜メインの札幌記念に出走するジャックドールの半弟という血統。「タイキシャトル追悼競走」という副題が付いたこのレース中は雨が降り、レース直後には2コーナー後方に虹がかかった。勝ち時計は2分44秒4(稍重)。

 前半は先行馬群の後ろに構えて、2周目の向こう正面で一気に外からまくって、3コーナーでは早くも先頭に立った。スタミナ比べの展開となり、そのまま直線でも踏ん張り、外から追い上げてきたナムアミダブツを1馬身半差で振り切った。

 横山和生騎手は「返し馬から(道悪の)馬場は間違いなくプラスには働いていなかった。昇級戦で苦しい戦いになるだろうと感じていたが、それで押し切ってくれたのだから、いいものを持っているのは再確認できた。もっと体とか気持ちが完成してくるのは、先々という感じがあります」と、今後の成長に期待を込めた。

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