フランスの女性ジョッキー、ミカエル・ミシェル騎手(27)がJRA通年騎手免許試験を受験することが8日、分かった。関係者によると、7日に締め切られたJRA新規騎手試験への受験を申請。コロナ禍で先延ばしになっていたJRA移籍への挑戦を決めた。同騎手はスポーツ報知の取材に対し、代理人を通じて申請の事実を認め、日本のファンにメッセージを送った。
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◇ミシェルからのメッセージ全文◇
「ファンの皆様、
今ここに念願だったJRA通年騎手免許試験の受験の夢が果たせたことをご報告いたします。
どれだけの言葉を使い、どれだけ私が幸せかを表現することはできません。
もちろん、まだ受験する段階で、大変難解な試験が待っています。でも、2年間もずーっと祈り続けたことの実現に、日本への飛行機に乗れることに心より感謝しております。コロナで世界中が苦しいなか、皆様とともにコロナと闘ってきました。
日本のお餅、担々麺、ギョーザは、その間に忘れられないものになっています。そして優しく私を迎えていただいたファンの皆様、その温かさは今でも心に残っています。
この2年間、調教、レースの後のトレーニングとともに、日本語の勉強は続けてまいりました。ただ、本当に日本語は生易しいものではなかったですが、私は自分の夢をかなえたいとの一心で努力してまいりました。
受験の際にはベストをつくすつもりです!
どうぞ応援お願いいたします!
ファンの皆様のお陰で私はこの夢にまい進いたします!
ありがとうございました」