【阪神5R・2歳新馬】良血グランヴィノス快勝 佐々木主浩オーナーは6世代ぶりの新馬V

良血グランヴィノスが1馬身半差の快勝(カメラ・高橋 由二)
良血グランヴィノスが1馬身半差の快勝(カメラ・高橋 由二)

 10月10日の阪神5R・2歳新馬(芝2000メートル=9頭立て)は、単勝1・3倍と圧倒的な1番人気に推されたグランヴィノス(牡、栗東・友道康夫厩舎、父キタサンブラック)がデビューVを飾った。勝ち時計は2分3秒5(稍重)。半兄、半姉にシュヴァルグラン、ヴィルシーナ、ヴィブロスのG1馬3頭がいる良血だ。

 ゲート入りをごね、ダッシュがつかず中団から。前半1000メートル64秒0の落ち着いた流れでも折り合いはついていた。勝負どころでは2列目の2頭ぶん外で、いつでも動けるポジション。直線に向いて手前を替える際にもたついたが、残り200メートルあたりでエンジンがかかると、回転の速いフットワークで突き抜け、2着のセレンディピティ(松山弘平騎手)以下に1馬身半の差をつけて快勝した。

 川田将雅騎手は「素質の高い馬が無事に初戦を終えられて、それが何よりです。内容も学びのある、先につながるレースができました。順調に進んで行けたらと思います」とホッとした表情。佐々木主浩オーナーは「期待してました。大きい馬ですが、結構素軽くて、最後は大丈夫かなと見ていました。まだまだ成長しますが、(兄の)シュヴァルグランに比べて現段階でしっかりしています」と、16年8月7日札幌5R(インヴィクタ)以来の新馬戦Vを喜んだ。

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