◆第83回菊花賞・G1(10月23日、阪神・3000メートル)1週前追い切り=10月12日、栗東トレセン
神戸新聞杯2着で優先出走権を得たヤマニンゼスト(牡3歳、栗東・千田輝彦厩舎、父シンボリクリスエス)は菊花賞5勝の武豊とのコンビで大舞台に挑む。1週前追い切りは、鷲頭(レースは武豊)が手綱を取りCWコース6ハロンを86秒0―11秒7と軽快な脚取り。「動きは良かった。しまい重点でやりました」と千田調教師も納得の表情を浮かべた。
前走は後方から直線を縫うように上がり3ハロン34秒5の脚で追い上げた。これまで2200メートルまでしか経験がなく、今回はさらに4ハロン延びるマラソンレース。「(3000メートルは)どの馬も初めての距離。豊さんという、うまくエスコートしてくれる人が乗ってくれるのは楽しみ」と鞍上の手腕に期待を込めた。