10月13日付で競走馬登録を抹消され、優駿スタリオンステーション(北海道新冠町)で種牡馬入りするチュウワウィザードについて、管理した大久保調教師は、右前繋靭帯(けいじんたい)炎を発症したと説明。「JBCクラシックを目指していましたが、種馬としての道も決まっていたので引退になりました」と話した。
20年チャンピオンズカップなど、ダートG1で4勝。21、22年にはドバイワールドカップに参戦して2、3着と、海外でも実績を残した。大久保調教師は「頑張ってくれました。5歳時にコロナウイルスの影響でドバイに行けなかったのが悔しい」と思いを明かした。