こんばんは、坂本です。今日は東京は両国の会社で内勤業務でございます。
そういえば今日は「鉄道の日」ですね。今年は「鉄道開業１５０周年」で駅などで記念グッズが売っているのを見かけますが、今日はイベントなどもあったようでメモリアルな一日となったようです。「汽笛一声、新橋を…」の鉄道唱歌の歌い出しが、まさに日本の鉄道の始まりで、歴史をしみじみと感じますね。ちなみに弊社の最寄りのＪＲ両国駅は、昔ながらの駅舎の風情をたたえていて、いわゆる「幻の３番線ホーム」と言われるものがあります。もともとは房総方面へのターミナル駅だったため、その名残だという話ですが、ちょっとレトロな感じがそそります（笑い）。そう考えると東京駅や上野駅など、個人的には昭和の面影を残していってほしいなと勝手に思う次第です。
それではそろそろ本題へ。まずは手塚厩舎からいきましょう。今週の土曜東京３Ｒ・新馬戦（芝１６００Ｍ）に出走するレッドバレンティア（牡、父リオンディーズ、母レッドマジュール）は、初戦から期待できそうな雰囲気です。手塚調教師が「これは走るよ。勝ち負けになる。ちょっと神経質なところがあるけど、初戦としてはいい高ぶり」と言えば、１週前追い切りに騎乗した福永騎手も「いいよ。まだまだ良くなりそうだけど、ポテンシャルは高そう。いい馬で能力はある」と言っていましたからね。人気になりそうですが、まず主役とみて要マークでしょう。
また日曜東京４Ｒ・新馬戦（ダート１６００Ｍ）にスタンバイするビターゼノビア（牝、父ヘニーヒューズ、母ビタースウィート）も陣営は好感触。半兄ビターエンダーは、２０年のプリンシパルＳを勝っていますが、こちらは父の適性からダート向き。「これもいいよ」と、手塚調教師のトーンも高かったです。
また８月の札幌でデビュー２戦目で勝ち上がったキングズレイン（牡、父ルーラーシップ）は、百日草特別（１１月６日、東京）に向かいます。前走は、やはり良馬場なら、と思わせる順当勝ちでしたので、クラスが上がってどんな走りをするのか期待したいところです。
あと以前に手塚師からオススメされたソールオリエンス（牡、父キタサンブラック）が、１０月８日に帰厩してきています。このまま調教を進めていくことになりますが、５回東京開催でのデビューを目指していくようで、こちらも引き続きチェックしていきますよ。
次は国枝厩舎へ。今週の新馬は土曜東京５Ｒ（芝２０００Ｍ）に出走するリーゼノアール（牡、父エピファネイア）は、伯父に芝の中距離でオープンまで出世したサトノパンサーがいる血統です。今週の追い切りに横山武騎手が騎乗して、ゴーサインが出ました。国枝調教師は「まずまずという感じ。もうちょっと欲を言えば、追ってからしっかりと動けたら。中距離向きだね。武史は『ダートの適性もあるかも』と言っていた」と語っており、血統的にまずは芝からという感じです。
カレンブーケドールの半妹という血統のフォーカルフラワー（牝、父ロードカナロア）は、１０月２３日の東京・新馬戦（芝１４００Ｍ）に津村騎手で予定通りデビューを目指していきます。「前向きな感じだね。お姉さんの方がタイプとして迫力があった」という見立ててで、馬体重も４２０～４３０キロと小柄な感じですが、どんな走りをするか楽しみです。
同じく新馬のネイビー（牝、父ダトノダイヤモンド、母ヴィクタシア）は、１０月２３日の東京・新馬戦（芝１８００Ｍ）に石川騎手で予定しています。「もう少し動きに軽さは欲しいけど、距離はあっていいね」と、評価しています。
そうそう来週のアイビーＳ（１０月２２日）に向かうシャンドゥレール（牡、父エピファネイア）も、忘れちゃいけません。１週前追い切りは、美浦・Ｗコースで８３秒２―１１秒８を馬なりでマークして、手応えの良さそうな動きでした。国枝師も「順調にきている。このあいだは、出遅れて競馬にならなかったからね」と、巻き返しへ意気込んでいます。
あとは先週のサウジアラビアロイヤルＣを使った組の動向ですが、大逃げを打って２着に粘ったグラニット（牡、父ダノンバラード、母インティワタナ）は、朝日杯ＦＳ（１２月１８日、阪神）かホープフルＳ（１２月２８日、中山）の両にらみで考えていくようです。また後方に出遅れて、５着まで追い上げたマイネルケレリウス（牡、父ルーラーシップ）は、百日草特別に向かいます。
また９月１０日の中山で新馬勝ちした栗田厩舎のロッククリーク（牡、父エピファネイア）は、東京スポーツ杯２歳Ｓ（１１月１９日、東京）に向かいます。叔父に１１年の朝日チャレンジＣを勝ったミッキードリームがいる血統で、だんだん“出世重賞”の出走メンバーが見えてきましたね。
それでは今日のところはこのへんで。
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