東京11Rアルテミスステークス・G3・馬トク激走馬=ラヴェル
父はキタサンブラック、今年のチューリップ賞を勝ち、オークス3着、秋華賞2着と好走したナミュール(父ハービンジャー)の半妹にあたる良血馬。
7月の小倉芝1800メートルの初戦は馬群外めから、3コーナーで一気に押し上げ、ゴールで後続に1馬身差をつけるV。岩田望来騎手は「抜け出す脚が速く、最後で遊ぶような余力もありました。広いコースなら、さらに力を発揮できそうです」とコメントした。
前走後は外厩・ノーザンファームしがらきで約3か月間じっくりと調整。10月12日に帰厩すると、坂路、ウッドチップで時計4本。追われて伸びる大きなストライドで、1週前にパンサラッサに食らいついた走りは絶品。実戦を使ったことで前進気勢が強く出るようになり、マイル選択も問題なし。10頭立ての大外枠も競馬がしやすそうで、プラス材料になる。