◆第47回エリザベス女王杯・G1(11月13日、阪神・芝2200メートル)=11月7日、美浦トレセン
悲願のG1タイトルを狙うウインキートス(牝5歳、美浦・宗像義忠厩舎、父ゴールドシップ)が上々の気配を漂わせる。2日の1週前追い切りは霧が立ちこめる美浦・Pコースでラスト1ハロン11秒6。抜群の前進気勢からパワフルにストライドを伸ばし、状態の良さをうかがわせた。
宗像調教師も「最近は年齢を重ねて落ち着きがでてきている」と手応えを隠さない。前走のオールカマーは好位のポケットで脚をため、最後の直線で末脚を伸ばすこの馬らしい競馬で3着。舞台は阪神に替わるが、距離は同じ2200メートル戦で、トレーナーは「条件も悪くないので前、前で競馬ができれば」とプランを練っている。