◆ジャパンC追い切り(23日・美浦トレセン)
牝馬の中3週でも加減せず攻めた。ユーバーレーベンは美浦・Wコースでココロノトウダイ(5歳オープン)を4、5馬身追走。直線はゴール前で軽く仕掛け、5ハロン68秒0(6ハロン83秒0)―11秒8で併入した。手塚調教師は「いつも調教はそんなに動かないので、走るパートナー相手に一生懸命走ればというイメージでやったが、いい動きだった」と合格点を与えた。
トレーナーは「2回使って代謝がよくなっていたし、あまり過保護にせずバリバリやっても良いのかなと」と最終追い切りの意図を説明。叩き良化型らしく、札幌記念(11着)、天皇賞・秋(8着)を使いながら着実に良化の階段を上がってきた。
「一番堅実に良い成績を挙げられるコースであるのは間違いない」。手塚師が断言する東京・芝2400メートルで、仕上がりは昨年6着時より上。オークス馬の逆襲があっても不思議はない。(西山 智昭)