昨年の有馬記念覇者で前走は宝塚記念で6着だったエフフォーリア(牡4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)が11月30日に放牧先の福島・ノーザンファーム天栄から美浦トレセンに帰厩することになった。管理する鹿戸調教師が29日、明かした。
「毎週のように天栄で時計を出しています。背丈が伸びて、今は540キロあります」とトレーナー。宝塚記念後にノーザンファーム天栄で放牧中だったが、本調子に戻らずに北海道のノーザンファーム空港(北海道苫小牧市)へ移動。天皇賞(秋)・G1を目指していたが、白紙になり、目標は連覇のかかる有馬記念・G1(12月25日、中山・芝2500メートル)となった。その後は調整も順調に進んで11月に入って再度天栄に移動。鹿戸調教師が28日に天栄を訪れて最終チェックを行い、再度美浦に入って有馬記念に向けての調整を進めることになった。