◆第68回クイーン賞・交流G3(11月30日、船橋競馬場、ダート1800メートル=稍重)
牝馬によるハンデ戦で行われる交流重賞は14頭(JRA4、南関東7、他地区3)で争われ、江田照男騎手が手綱を執った3番人気でJRAのテリオスベル(5歳、美浦・田島俊明厩舎、父キズナ)が1コーナーで先頭に立つと、そのまま後続を振り切って、重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分54秒4。
2馬身差の2着は好位から迫った2番人気のグランブリッジ(福永祐一騎手)、さらに7馬身離れた3着は1番人気のショウナンナデシコ(吉田隼人騎手)でJRA勢が上位を独占した。
江田照男騎手(テリオスベル=1着)「(積極策は)この馬自体がスタートは速いわけじゃないので、大外枠でしたし、持ち味の持久力を生かすために、オーナーとも話をして、頑張って行ってくれとハナに行きました。道中もいい感じで、手応えよくいきました。この馬の持ち味は持久力ですので、テリオスベルを信じて競馬しました。久々に船橋で大きなタイトルを取れてうれしく思います。自分もいい年(50歳)なんですが、若い子に負けないように頑張っていきたいと思います」