◆第74回阪神ジュベナイルF・G1(12月11日、阪神競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り=12月1日、美浦トレセン
デビュー2連勝でコスモス賞を制したモリアーナ(牝、美浦・武藤善則厩舎、父エピファネイア)が、坂路でスピード感あふれる走りを披露した。スクーバー(2歳1勝クラス)を約3馬身追走する形から、反応良く加速して53秒9―12秒1をマークして、約1馬身先着した。
手綱を執った武藤雅騎手は「状態はすごく良さそう。落ち着きがあって雰囲気がいいし、折り合いがだいぶつくようになってきた」と、順調な仕上がりに明るい声だった。
親子鷹(おやこだか)での挑戦となる父の武藤調教師も「馬なりでああいうタイム。力を要する馬場でも大丈夫。いい調教ができた」と、目を細めていた。