◆第8回ターコイズS・G3(12月17日、中山・芝1600メートル)
3度目のマイル挑戦となるスカイグルーヴ(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎、父エピファネイア)は、距離を再度延ばして重賞初タイトルを狙う。
前走のスワンS(芝1400メートル)は11番手を追走し、最後まで見せ場のないまま18頭立ての18着。「前走の敗因は正直分からない。いろんな要因が不幸にも重なったと思う」と太田助手は話す。
今回は3度目となるマイル戦。これまで2年前のキタサンブラックメモリアル(3勝クラス)では15着、今夏の関屋記念・G3では4着だが、同助手は「ここ最近の競馬ぶりから考えれば、距離延長でも対応してくれるかなと思います」と前を向く。オープン入り以降は距離こそ7ハロンだが、京都牝馬S・G3で2着、京王杯スプリングC・G2で2着と上位の力があるのは明らか。同助手は「順調に調整できているし、トモ(後肢)の肉付きはいい」と話すだけに、再度上昇の機運をつかみたいところだ。