◆第8回ターコイズS・G3(12月17日、中山・芝1600メートル)
前走の秋風S(3勝クラス)を勝ち、初の重賞に挑むフィアスプライド(牝4歳、美浦・国枝栄調教師、父ディープインパクト)が力試しの一戦だ。
秋風Sは3角13番手から上がり3ハロン最速の34秒7の脚を使い、ほぼ最後列から馬の間を割って一気に突き抜けた。「驚いた」と国枝調教師も話すほどの末脚を発揮。この勝ち方なら重賞でも、と思わせる豪快な勝ちっぷりだった。 12月7日には大野拓弥騎手がまたがって美浦・坂路で4ハロン52秒8と好時計をマーク。「順調。仕上がりはいいよ。重賞でもハンデ戦なら」とトレーナー。右肩上がりに成長を続ける4歳牝馬が初の重賞の舞台でも主役の座を狙う。