◆第67回有馬記念・G1(12月25日、中山競馬場・芝2500メートル、良)
初めてコンビを組んだボルドグフーシュと臨んだ福永の「ラスト有馬」は2着に終わった。
3番枠から少し遅めの発馬から、序盤は無理せずに後方待機。3角過ぎから外を一気に浮上して先団に取り付き、最速の上がり35秒2を引き出すも勝ち馬に2馬身半及ばなかった。「素晴らしい状態だったし、3角から外をまくる形でいい脚を使ってくれた。今日は相手が一枚上だったけど、3着を離しているし、まだこれからの馬。来年は主役を張れると思う」とユーイチ。自身14度目の挑戦で自己最高着順だったが、八大競走完全制覇は夢に。有馬記念Vは、来年3月に転身する調教師として目指すものと変わった。