JRAと地方の若手騎手12人が参戦した第37回全日本新人王争覇戦(1月24日、高知競馬場)は、JRA所属の角田大河騎手=栗東・石橋守厩舎=が1、2戦目ともに勝利を収め、2戦合計100ポイントで総合優勝を決めた。2戦ともに2着の佐賀競馬所属の飛田愛斗騎手=三小田幸人厩舎=が同70ポイントの2位。今村聖奈騎手=栗東・寺島良厩舎=は11、6着で、計15ポイントの8位だった。
角田河は1戦目、2番人気のファインヒューズに騎乗。直線で抜け出して2着馬の追撃を振り切った。2戦目は1番人気のディープエコロジーで早めに先頭に立ち、直線も危なげなく押し切り。なお、20年は岩田望来騎手、コロナ禍での1年休止を挟んで行われた昨年は泉谷楓真騎手が優勝しており、これで3回続けてJRA騎手の優勝となった。