中京11R・シルクロードステークス・G3・馬トク激走馬=ウインマーベル
初めてのG1挑戦だった昨年のスプリンターズSで2着。中団から直線では進路を探す場面もありながら、馬群を割って伸び、勝ち馬ジャンダルムに首差まで迫った。
4歳初戦の今回は12月22日にコスモビューファームから帰厩し、19日の1週前追い切りでは松山騎手が駆けつけ、美浦ウッドチップを6ハロン84秒1―11秒8で併走馬を圧倒。見届けた深山調教師は「以前は抜け出して気を抜く面があったが、今回は最後まで集中していてパワーアップしています」と確実な成長を伝えた。
馬格はそれほどでもないが、耐久力あるフォーティナイナー系アイルハヴアナザーの産駒で、トップハンデの59キロもこなせるはずだ。葵Sを楽勝した得意の舞台で、今年のブレイクの足がかりをつかみたい。