◆第28回シルクロードS・G3(1月29日、中京・芝1200メートル、良)
高松宮記念(3月26日、中京)を見据えたハンデ重賞は15頭立てで争われ、2番人気でハンデ56・5キロを背負った昨年のサマースプリントシリーズ覇者ナムラクレア(牝4歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)が浜中俊騎手を背に、逃げた1番人気のマッドクール(3着、藤岡康太騎手)をとらえ、外から伸びた10番人気のファストフォース(2着、団野大成騎手)との間を割って、昨夏の函館スプリントS以来の重賞3勝目を飾った。勝ち時計は、1分7秒3。
吉田隼人騎手(マリアズハート=5着)「スタートでのんびりしていてポジションを取れませんでした。ただずっとリズム良く運んで、最後この上がりでしたけどよく掲示板に載ってくれました。もう少し器用に立ち回れればですけど、それがこの馬の持ち味でもありますから」
岩田望来騎手(シャインガーネット=6着)「ゲートは良かったです。レイハリアの位置が欲しかったんですけど、先に入られて、道中はかかり気味でした。最後までしっかり踏ん張ってくれました。重賞でも展開さえはまれば」
松山弘平騎手(ウインマーベル=7着)「少し外の馬を気にして、スタートがあまり出られませんでした。外枠でしたし、4角でも外に振られました。きょうは斤量や枠など厳しい面がありましたが、そのなかでも7着に来てくれて力がある馬ですね。まだやれる馬です」
角田大河騎手(ショウナンバニラ=8着)「7歳で競馬もたくさん積んできてる子。操縦性の高さから、きれいなところを走れました。この馬なりによく頑張ってくれたと思います」
飯田祐史調教師(エイティーンガール=9着)「大きく負けたわけじゃないし、56キロを背負ってよく頑張ってくれました。これで繁殖入りさせます」
和田竜二騎手(シゲルピンクルビー=10着)「ゲートでつっかけた。もう1列前で運びたかったんだけどね。出来は良かったです。やれそうなんだけどね。もったいなかった」
福永祐一騎手(キルロード=12着)「外に連れて行かれたにしても、追ってから脚を使えなかった。返し馬の動きも良く、調子は良さそうだったんだけど」