阪神11R・阪急杯・G3・馬トク激走馬=サトノラムセス
前走、3勝クラス・トリトンステークスで2着に3馬身差をつけてのV。鞍上の川田騎手が直線の反応を絶賛したように上がりNO1の瞬発力が際立ったレースだった。ラストの伸びも凄かったが、馬群に取りついた際の一瞬の脚も高く評価できる。
ルーラーシップ×ディープインパクトの配合。祖母に桜花賞2着ロンドンブリッジが構え、オークス馬ダイワエルシエーロ、種牡馬グレーターロンドン、キセキが出ている活発な牝系出身だ。
外厩・チャンピオンヒルズから帰厩2戦目で、状態はさらに上昇中。直前は坂路で池添騎手を背に54秒1―12秒1で併走馬に1馬身ほど先着した。追われるごとに回転力が増し、出来の良さをアピールした。橋口調教師は「この距離でためる競馬が合っています」と前向きなコメント。馬使われるごとに馬体の迫力が出て充実一途の5歳馬の激走に期待する。