【エンプレス杯】ラストランのサルサディオーネは逃げて5着 矢野貴之騎手「悔いはありません」

ラストランで5着に入ったサルサディオーネと鞍上の矢野貴之騎手(カメラ・大野 英之)
ラストランで5着に入ったサルサディオーネと鞍上の矢野貴之騎手(カメラ・大野 英之)

◆第69回エンプレス杯・交流G2(3月1日、川崎・ダート2100メートル、良)

 牝馬限定のダート重賞は10頭立て(JRA5、南関東2、他地区3)で争われ、1番人気のグランブリッジ(4歳、栗東・新谷功一厩舎、父シニスターミニスター)が川田将雅騎手を背に中団から進めて勝負どころで外を回し、最後の直線で一気に抜け出し、2馬身半差をつけて快勝した。前走のTCK女王盃に続く重賞4勝目。勝ち時計は、2分18秒7。

 2着は2番人気のヴァレーデラルナ(岩田望来騎手)、3番人気のテリオスベル(江田照男騎手)がさらに首差の3着に続き、JRA勢が上位を独占した。

 菱田騎手(アーテルアストレア=4着)「前の3頭は地方の経験が豊富。初めてのコースで人間の指示に対応して、良く走ってくれた。これからの馬」

 矢野貴騎手(サルサディオーネ=5着)「想定していた展開。ラストランに悔いはありません。毎回、こちらの想像を超えた走りをしてくれて長い間活躍してくれた。無事に終えることができました。この馬の子どもに乗れたら」

 坂井騎手(フラーレン=6着)「いいポジションが取れてスムーズな競馬ができた」

 森泰斗騎手(リネンファッション=7着)「乗り味が良くて実績馬の感じがある。気持ちが後ろ向きなところがあるので、戻ってくれば頑張れそう」

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