【報知杯弥生賞】ゴッドファーザー10着…武豊騎手「能力はかなりありそうですが、まだ3戦目。仕方ないです」

逃げた武豊騎乗のゴッドファーザーは失速し10着(カメラ・高橋 由二)
逃げた武豊騎乗のゴッドファーザーは失速し10着(カメラ・高橋 由二)

◆第60回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月5日、中山競馬場・芝2000メートル、良)

 3着までに牡馬クラシック開幕戦の皐月賞・G1(4月16日、中山競馬場)の優先出走権が与えられる伝統のトライアルは10頭で争われ、松山弘平騎手が騎乗した単勝3番人気のタスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父サトノクラウン)が先行し、4コーナーで先頭に立ち押し切った。2戦目で挑んだ共同通信杯・G3は4着だったが、しっかり巻き返して重賞初勝利。父のサトノクラウンは2015年の当レースを制しており、父子制覇となった。

 勝ちタイムは2分0秒4。2着は単勝1番人気のトップナイフ(横山典弘)、3着は単勝2番人気のワンダイレクト(クリストフ・ルメール)。

 吉田豊騎手(アームブランシュ=4着)「頭数が多くなかったしスタートしてからリズム良く運べました。いつも3、4コーナーでもたもたするのでそこで馬を怒らせていったんですがしっかりハミを取ってくれました。最後は外に出して伸びてくれているんですがギアの上がるのがもう少しスッと速くなればいいですね。きょうはチークを着けたんですが着けたこと自体は悪くなかったと思う。体がしっかりしてきて力がついてきたのが大きいですね」

 戸崎圭太騎手(フォトンブルー=5着)「まだ体が固まっていないようなところがあるのでバランスを取りながら走らせました。そういった中でもラストはしっかり反応はしてくれているし今後につながる競馬はできた」

 横山武史騎手(レヴォルタード=6着)「逃げるプランだったんですが正面を向いていないし、このゲートではどうしようもないですね」

 ムルザバエフ騎手(セッション=7着)「ゲートの出が良かったしすごくいい形でリズム良く運べました。最後の坂で疲れてしまったところを見ると完成されていないところがあるし距離の壁なのかなと思います。スピードはありますし1600メートルぐらいでもいいのかも知れません」

 Mデムーロ騎手(グリューネグリーン=8着)「行きっぷりがいい馬で京都2歳Sを勝った時はハナに行ったんだけど、僕としてはハナに行っていいとは思っていないしスタートしてから周りが速かったのであの位置から運びました。向こう正面でペースが落ち着いたので上がり勝負になると思って、早めに動いていきました。コーナーで上がっていく感じは良かったし、うまく4コーナーで息も入れられたんですが、最後少し甘くなってしまいました。僕の感じとしては1ハロン長いのかもしれませんね」

 横山和生騎手(ヨリマル=9着)「頑張ったと思います。このメンバーに入っても2着馬の後ろを取って運べたし直線までよく食らいついていました。返し馬から元気が良すぎる感じがあったのでもう少しオンとオフの切り替えができるようになればいいですね」

 武豊騎手(ゴッドファーザー=10着)「かなりテンションが高かったので抑えるよりもリズム重視で運びました。能力はかなりありそうですが、今回はまだ3戦目ですし仕方ないですね」

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