第41回中山牝馬ステークス・G3が3月11日、中山の芝1800メートルで行われる。
前走の愛知杯でローズSに続く重賞2勝目を挙げたアートハウス(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎)。重馬場をものともせず、メンバー最速33秒9の脚でねじ伏せた脚は光った。母の勝てなかったG1勝利へ、ここは確実に勝利を積み上げたい一戦になる。
中山金杯2着からの参戦クリノプレミアム(牝6歳、美浦・伊藤伸一厩舎)は、中山牝馬Sでの勝利があり、中山コースは願ってもない舞台だ。
クイーンS2着、福島記念2着のサトノセシル(牝7歳、美浦・堀宣行厩舎)は小回り向きの機動力を持つ。2勝クラス、3勝クラス連勝の上がり馬ウインピクシス(牝4歳、美浦・上原博之厩舎)、前走で3勝クラスをクリアした中山得意のスルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎)もエントリー。(大上 賢一郎)