◆アネモネS・リステッド(3月12日、中山・芝1600メートル)
1、2着馬に桜花賞の優先出走権が与えられるアネモネSは、前走で同舞台の中山・芝1600メートルを走っていた馬が3連勝中かつ、8年連続で連対中。さらに父か母の父にキングカメハメハの血を持つ馬も8年連続連対中で、当レースとの相性が抜群だ。
今回のメンバーでこの2つの条件に合致するのは、1頭しかいない。ロードカナロア産駒のスピードオブライト(牝3歳、美浦・相沢厩舎)だ。美浦・Wコースの1週前追い切りでは、仕掛けられてから鋭く反応してラスト1ハロン11秒3をマークした。重賞の近2走はともに3着で賞金加算はならなかったが、リステッドなら能力上位は明らか。桜の切符をしっかり獲得するはずだ。(松井 中央)