◆第57回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月12日、阪神競馬場・芝1400メートル)
新馬戦、菜の花賞と連勝でトライアルに挑むトラベログ(牝3歳、美浦・岩戸孝樹厩舎、父グレーターロンドン)は、初の関西遠征に備えて事前に栗東入りする構えだ。岩戸調教師は「木曜(9日)に栗東へ入って、2日間追って直前(レース当日)に競馬場へ輸送する予定です。輸送は短い方がいいみたいですから」と話した。
1日の1週前追い切りでは、北村宏司を背に美浦・Wコースを馬なりで疾走。6ハロン80秒7―11秒7を記録し、クリノゴッホ(3歳1勝クラス)をあおる抜群の動きを見せた。トレーナーが「(前走の)中山マイルを逃げ切る馬は強いと思っている」と自信を口にする素質馬が、万全の態勢で重賞に初挑戦する。