◆第59回金鯱賞・G2(3月12日、中京・芝2000メートル)追い切り=3月8日、栗東トレセン
ディープモンスター(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)は朝一番のCWコースで単走で追い切られ、6ハロン83秒1―11秒7でまとめた。以前のようにムキになることはなく、折り合いもスムーズ。直線で追われてからの伸びもしっかりとしていた。池江調教師は「(乗った感じで)助手に任せましたが、動きは良かったです。以前よりも折り合いがつくようになりました」とうなずいた。
前走の関門橋Sで好時計V。指揮官は「折り合いがついて、ためてから勢いをつけて勝ったように、(競馬での)操作性が良くなりました」と成長を実感した。3歳時にはクラシック3冠に出走した素質馬が開花の兆し。初の重賞を制し、飛躍の年にできるかどうか注目だ。