G1・2着3回のサウンズオブアースが12歳で死す “最強の2勝馬”として活躍

15年の有馬記念でゴールドアクター(左)の2着に続いたサウンズオブアース(手前)
15年の有馬記念でゴールドアクター(左)の2着に続いたサウンズオブアース(手前)

 「最強の2勝馬」として競馬ファンに愛されたサウンズオブアース(牡、父ネオユニヴァース)が2月13日にけい養先の北海道札幌市・モモセライディングファームで大腸炎のため死んでいたことが3月14日、分かった。12歳だった。

 同馬は栗東・藤岡健一厩舎から13年10月にデビュー。14年2月に未勝利を勝ち上がり、4月のはなみずき賞で1勝クラスを勝利。2勝目をマークして以降、同年の京都新聞杯、神戸新聞杯、菊花賞。15年京都大賞典、有馬記念、16年日経賞、ジャパンCとG1・3戦を含む重賞2着が7回。現役を引退するまで3勝目をマークすることなく、30戦2勝で18年有馬記念(16着)を最後に引退。乗馬になっていた。

17年にはドバイへ遠征。シーマクラシックで6着だったサウンズオブアース
17年にはドバイへ遠征。シーマクラシックで6着だったサウンズオブアース

 けい養先の百瀬利宏さんは「まだまだ若いし、かわいそうなことをしました。ファンの多い馬でしたね。春から乗馬教室で頑張ってくれると思っていたのですが」と肩を落としていた。

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