◆第71回日経賞・G2(1着馬に天皇賞・春の優先出走権、3月25日、中山競馬場・芝2500メートル)
重賞で2着と3着が3度ずつ。いつタイトルを取ってもおかしくないところにいる。アルゼンチン共和国杯(3着)以来となるが、丹念に乗り込まれて16日は栗東・CWコースで81秒1―11秒2の鋭いフィニッシュ。騎乗した池添謙一騎手は「体の動かし方が良かったですね。好調時の走りができていたと思います。メンタル面も落ち着いて、いい雰囲気でした」と好感触だった。
昨年は逃げ切ったタイトルホルダーに一瞬、並びかけるところまでいって首+首差の3着。今年はさらに相手がそろったが、一発があってもおかしくないとみている。(吉村 達)