◆第71回日経賞・G2(3月25日、中山競馬場・芝2500メートル)=3月21日、美浦トレセン
アスクビクターモア(牡4歳、美浦・田村康仁厩舎、父ディープインパクト)は昨年の菊花賞を制した後、間隔を空けて疲れをとり、伝統の重賞で今年初戦を迎える。最終追い切りに備えて、21日は美浦・坂路を軽く駆け上がり、高木大輔調教助手は「しっかり調整ができていると思います」と現状を説明した。
今回は21年の菊花賞馬でG1を3勝しているタイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎、父ドゥラメンテ)との初対決が注目を集めているが、「自分の競馬に徹するだけです」とG1馬として力を出し切ることに重点を置いていた。