【皐月賞】良血馬シャザーンが重賞初挑戦でG1制覇を目指す 母はG1馬のクイーンズリング

キャンター調整を終えたシャザーン(カメラ・高橋 由二)
キャンター調整を終えたシャザーン(カメラ・高橋 由二)

◆第83回皐月賞・G1(4月16日、中山競馬場・2000メートル)=4月11日、栗東トレセン

 シャザーン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父ロードカナロア)が3連勝でのG1制覇を狙う。16年エリザベス女王杯を制し、17年有馬記念では2着に好走したクイーンズリングを母に持つ良血馬。重賞初挑戦がG1の大舞台になる。

 前走のすみれSではスタート直後につまずき最後方から。先行策だった過去2戦とは対照的な位置取りになったが、直線では33秒1の豪脚がさく裂。次戦で若葉Sを制したショウナンバシットを差し切った。未勝利を2番手から抜け出して勝っており、前走で競馬の“幅”が広がったのは収穫だ。「(1週前追い切りは)めちゃくちゃ動くタイプではないですが、しっかり負荷をかけられた」と友道調教師。「器用さもありますし、多頭数も苦にしないと思います」とレースセンスの高さをアピールした。

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