無敗3冠馬のコントレイルをはじめ、キズナ、ワンアンドオンリーと3頭のダービー馬を生産したノースヒルズの育成拠点、大山ヒルズ(鳥取県伯耆町)で4月11日、「開場20周年感謝の集い」が行われた。
ノースヒルズの前田幸治代表は「3年もしたら桜花賞、5年もしたらダービーと思っていましたが、桜花賞を取るまで14年かかりました。簡単じゃなかったです」とこれまでの軌跡を回顧。ともに馬主の長男・幸貴氏、次男・幸大氏を「力を合わせて、80年、100年と孫の代までぜひ牧場をやってほしいです」と激励し、ノースヒルズのさらなる発展を願った。
騎手、調教師、馬主などゆかりのある関係者が約350人が出席。13年にノースヒルズ初のダービー制覇を果たしたキズナに騎乗した武豊騎手は「馬への愛情と、夢への情熱を感じる1日でした。色々と勉強になることもあります」と話した。