【皐月賞】タスティエーラ、B装着しラスト11秒5 堀調教師「強めにやりたかったので水曜日に」

3頭併せで強めのメニューを消化したタスティエーラ(中、カメラ・荒牧 徹)
3頭併せで強めのメニューを消化したタスティエーラ(中、カメラ・荒牧 徹)

◆第83回皐月賞・G1(4月16日、中山競馬場・芝2000メートル)追い切り=4月12日、美浦トレセン

 報知杯弥生賞ディープインパクト記念の覇者タスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父サトノクラウン)は、Wコースで順調さをアピールした。

 先週はチークピーシーズを着用したが、今週はブリンカーを装着。ヒシゲッコウ(7歳3勝クラス)、ヴァリドゥス(3歳未勝利)との3頭併せでやや力む面もあったが、直線は真ん中から伸びて5ハロン66秒2―11秒5をマークし、先着した。堀調教師は「直前に強めにやりたかったので、通常の木曜追いではなく水曜に追い切りました。ブリンカーが利きすぎた感じで、しまいまで引っ張り通しで、直後は息が荒かったですが、その後の息の入りは良かったです。ここまで順調に調整できているので、この馬の能力を出して良い競馬ができればと思います」と話した。

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