第20回福島牝馬S・G3(4月25日、福島競馬場・芝1800メートル)
ローカル重賞で牝馬限定戦。下級条件、オープン特別(もしくはリステッド)からの臨戦組の活躍が目立ってよさそうだが、過去10年の勝ち馬はすべて重賞をステップにしていた。
その中でも6頭が中山牝馬S(15年スイートサルサは、前走が出走取消のため含まない)で、2着馬を含むと連対した20頭のうち、13頭が同レースからの臨戦組だった。
今年も登録馬に中山牝馬S組が5頭。昨年の2着馬クリノプレミアムはG1のヴィクトリアマイル16着、エリザベス女王杯こそ11着と崩れているが、昨秋の京成杯AH3着、年明けの中山金杯2着と、相変わらずG3では安定している。得意の福島1800メートルで、今年こそだ。