【フローラS】弟・克駿に負けない!鮫島良太騎手、キミノナハマリアで14年ぶり重賞制覇へ「チャンス」

キミノナハマリアと樫切符を狙う鮫島良
キミノナハマリアと樫切符を狙う鮫島良

◆第58回フローラS・G2(4月23日、東京・芝2000メートル)

 デビュー19年目の鮫島良太騎手(36)=栗東・安田翔厩舎=が、オークストライアルのフローラS(23日、東京=2着まで優先出走権)のキミノナハマリアで14年ぶり、6つ目の重賞タイトルを狙う。弟・鮫島克駿騎手(26)=栗東・フリー=が先週のアンタレスSをプロミストウォリアでV。負けじと「チャンスだと思います。馬の力を信じて乗りたいです」と闘志を燃やす。

 コンビを組んだ2戦は〈3〉〈2〉着の惜敗だが、中間は1週前追い切りに騎乗し、「出して行っても引っかからないし、操作性が高い。促してのイメージでしたが、スッと動けるようになっていました」と心身の成長を感じた。

 中山遠征の2走前から長距離輸送にも不安はない。「長くいい脚が使えるのがいいところ。今回は飛び抜けた馬がいないし、距離はもっと延びてもいいと思っています。オークス、行きたいですね」。メンバー唯一の2勝馬と樫切符を取りに行く。(吉村 達)

 ◆鮫島 良太(さめしま・りょうた)1987年2月4日、佐賀県出身、36歳。05年3月に栗東・松田国英厩舎所属でデビュー。同6月4日に初勝利、06年小倉2歳Sで重賞初勝利。JRA通算6174戦309勝(うち重賞5勝)。父の克也調教師=佐賀=は5000勝以上を挙げた元騎手。170センチ、52キロ。血液型B。

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