◆チェアマンズスプリントプライズ・G1(4月30日、香港シャティン競馬場・芝1200メートル)
海外初挑戦で初G1制覇を目指したアグリ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎、父カラヴァッジオ)は5着に敗れた。勝ったのは地元王者のラッキースワイネス(せん4歳、K・マン厩舎)。G1・5連勝を飾り、予備登録のある安田記念に参戦するか注目が集まる。勝ち時計は1分8秒38(良)。
クリスチャン・デムーロ騎手とコンビを組んだアグリは好スタートを切ったが、道中は中団の後方を追走。直線で脚を伸ばしてきたものの、5着まで詰め寄るのが精いっぱいだった。
過去には日本馬3頭が挑戦。18年のファインニードルの4着が最高成績だった。安田隆調教師としてもロードカナロア(12、13年香港スプリント2回)とダノンスマッシュ(20年香港スプリント)に続く香港G1・4勝目を狙ったが、今年も地元の厚い壁を突き破ることはできなかった。
安田隆行調教師(アグリ=5着)「5着ですが良く頑張りました。良く走ってくれたと思いますが、この馬にとっては時計が速すぎた。この経験を生かしてさらなる飛躍を期待したいですね。(今後は)馬の状態、体調を確認して考えます」
▼チェアマンズスプリントプライズのハイライト動画
LUCKY SWEYNESSE WINS THE CHAIRMAN'S SPRINT PRIZE! 🔥🔥🔥 @zpurton pic.twitter.com/zx4RZCEnoq
— HKJC Racing (@HKJC_Racing) April 30, 2023