【新潟・11R】1番人気が16連敗中と難解な重賞は、実績重視で◎カラテに期待する。昨秋は古馬の王道路線を歩んで天皇賞・秋が6着。ジャパンCは8着に終わったが、2走前はパンサラッサが大逃げの特殊な流れ。前走は明らかに距離が長かったことを考えれば、0秒7差にまとめたG12戦は悲観する結果ではなかった。
G3なら勝ち負けできる力があるのは3走前の新潟記念Vで証明済み。今回と同じトップハンデタイに、久々の2000メートルだったこともあって10番人気の低評価だったが、道中は先行集団をみる形で脚をため、直線は馬場の真ん中から持ち味である長くいい脚を持続させて差し切った。
一頓挫あって5か月半ぶりの今年初戦だが、帰厩後の調整は順調。もともと久々を苦にしないし、21年にも関屋記念でも2着に好走した新潟外回りコースなら、59キロを背負ってもチャンスはある。
スパイダーゴールドは1週前に美浦・Wコースで自己ベスト。当舞台の勝ち鞍もあり、重賞初挑戦Vの態勢は整っている。ヤマニンサルバムは馬場悪化で前残り十分。