国際競馬統括連盟機関(IFHA)が「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表した。今回の発表は今年1月1日から5月7日までに実施された世界の主要レースが対象で、レーティング119(単位はポンド)以上の32頭が掲載された。
3月のドバイ・シーマクラシックを3馬身半差で圧勝したイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)が前回の中間発表(4月13日に発表)に続き、129ポンドで世界トップの座を維持した。2位はチャンピオンズマイル3連覇を達成した、香港のゴールデンシックスティ(セン7歳、K.ルイ厩舎、父メダグリアドーロ)で125ポンド。
ランク付けされた、レーティング119ポンド以上の日本馬は8頭。天皇賞・春は競走中止だったタイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎、父ドゥラメンテ)が124ポンドで3位タイ。ドバイ・ワールドカップを制したウシュバテソーロ(牡6歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)が122ポンドの6位タイ。
皐月賞を制したソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)と、京都記念を制したドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)、サウジカップを制したパンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)の3頭が120ポンドで12位タイで続いた。天皇賞・春を制したジャスティンパレス(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープインパクト)とドバイ・ターフで2着だったダノンベルーガ(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)が119ポンドで23位タイとなっている。なお、日本馬の歴代最高値は2014年のジャスタウェイの130ポンド。