7月23日の札幌11R・しらかばS(3歳上オープン、芝1200メートル=16頭立て)は、池添謙一騎手騎乗の2番人気シュバルツカイザー(セン5歳、美浦・大竹正博厩舎、父ダークエンジェル)が、2着馬と鼻差の激戦を制して勝利した。勝ちタイムはレコードの1分7秒4(良)だった。
スタートに課題を残しながら、今回は出遅れることなく中団を追走。直線で外に出すとジワジワと脚を伸ばし、逃げ粘る1番人気のカンティーユをゴール手前でかわした。44歳の誕生日をメインレース勝利で飾った池添は「理想通りのポジションを取れました。最後は良く差し切ってくれましたね。タイムもレコードですしね」と笑顔をのぞかせた。
同馬は6月18日函館のUHB杯(3勝クラス)から連勝。大竹調教師は「洋芝は本当に合いますね。成績を考えればやれると思っていたけど、こんなに鮮やかな勝ち方とは」と、声を弾ませた。次走はキーンランドC・G3(8月27日、札幌)を予定している。