7月30日の札幌9R・阿寒湖特別(芝2600メートル=14頭立て、3歳以上2勝クラス)は、1番人気のナイトインロンドン(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎、父グレーターロンドン)が中団から差し切って3連勝を決めた。勝ち時計は2分39秒4。
和田竜二騎手は「跳びが大きく、小回りで楽ではないと思っていましたが、こなしてくれて先々に向けて収穫がありました。大きいコースならもっと動けるし、菊花賞に向けて楽しみだと思います」と単勝1・8倍の断然人気にこたえ、ホッとした表情。
父も管理した大竹調教師は「道中、手が動いてると思いましたが、ジョッキーに聞いたら『楽だった』と。最後は離してくれましたからね。(母の父のメジロ)マックイーンのいいところと、グレーターのしまいの脚がミックスされている感じ。菊花賞を目標にいったん美浦に戻りますが、まだ馬は完成途上ですし、暑いのでトライアルを挟むのかなど考えます」と笑顔が弾けた。