◆第18回キーンランドC・G3(8月27日、札幌・芝1200メートル)追い切り=24日、札幌
青函Sからの連勝を狙うゾンニッヒ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ラブリーデイ)が、札幌・芝コースで最終追い切りを消化した。カフェノワール(3歳未勝利)を5馬身半追走。リズミカルな脚さばきで5ハロン63秒6―11秒7をマークし、併入に持ち込んだ。
2週連続で追い切りにまたがった荻野琢真騎手は「道中の動きは軽くなっていて、取り付くまでが速かったです。ギアの入り方がいいですね。先週より動きは良かったです」と上昇を実感。「直線に並んでからもうちょっと動けるのかなと。そのぶん、直線が短い競馬場は合ってそうです」と話した。
昨年の夏まで芝の2000メートルを使われてきたが、徐々に距離を短縮。前走は初の1200メートル戦だったが、いきなり適性を示した。今回は武豊騎手との2戦連続コンビで重賞初Vを狙う。