【中山11R・秋風S】ルージュエクレールが豪快に差し切ってオープン入り 菅原明良騎手「リラックスして走れていた」

外から差し切って勝利したルージュエクレール(手前)。奥は2着のアールクインダム(カメラ・松末 守司)
外から差し切って勝利したルージュエクレール(手前)。奥は2着のアールクインダム(カメラ・松末 守司)

 9月30日の中山11R・秋風S(3歳上3勝クラス、芝1600メートル=15頭立て、リトルクレバ―は出走取消)は、5番人気のルージュエクレール(牝4歳、美浦・萩原清厩舎、父エピファネイア)が豪快な差し切り勝ちを収めてオープン入りを決めた。勝ちタイムは1分33秒6(良)。

 スタートで遅れ、道中は後方3番手にじっくりと構えた。4コーナーではぽっかりと空いた内ラチ沿いをスルスルと進出。最後の直線では馬群を横切るようにさばいて大外へと“ワープ”すると、脚いろはさらに鋭さを増し、次位に1秒2もの差をつける上がり3ハロン最速の34秒1を繰り出し、粘るアールクインダム(北村宏司騎手)を首差とらえた。

 菅原明良騎手は「ためる競馬をしてほしいという指示でした。思ったよりも後ろでしたけど、リラックスして落ち着いて走れていました。展開的にもはまったところはありましたが、脚は使えているので競馬場が変わっても大丈夫だと思います」とパートナーをたたえた。

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