【フランス4R・凱旋門賞】エースインパクトは馬名通り、強烈なインパクトを残したのが2走前の仏ダービーだ。道中は後方2番手。直線に入った時点で先頭との差はかなりあったが、エンジンがかかってからの伸び脚が強烈。最後は逆に3馬身半差をつけてコースレコードを更新する圧巻の走りだった。
その後、仏G2を快勝して連勝街道をばく進中。唯一の懸念材料は2400メートルを走ったことがないくらいだが、昨年の凱旋門賞2着馬(同年の仏ダービー馬ヴァデニ)も距離未経験で、エースインパクトと同じルジェ厩舎だった。陣営が距離に対応できる手応えがあるからこそのローテーションだとみている。
馬場は仏ダービーのような高速馬場が理想。ただ、キャリア2戦目に重馬場で勝っているように道悪も対応可能だ。今年は地元のエースが無傷の6連勝で頂点に立つ。
ハイレベルと言われた今年の“キングジョージ”の覇者フクムが強敵。こちらも馬場は問わないタイプで、相手筆頭の評価だ。フィードザフレームは今回と同じ舞台のパリ大賞・G1を勝っている実績を重視した。