11月11日の京都4R・2歳新馬(芝1600メートル=11頭立て)は、キーウェーブ(牡、栗東・川村禎彦厩舎・父ミッキーロケット)が8番人気の評価を覆して勝利した。勝ち時計は1分35秒6(重)。
スムーズにゲートを出ると、すっと2番手へ。和田竜二騎手のゲキに応え、残り約300メートルで抜け出した。2着のルージュリリカル(岩田望来騎手)も内から迫ったが、最後にもうひと伸びして1馬身半差でゴール。外傷のため9月18日の阪神5Rを取り消したが、仕切り直しの一戦を制した。
和田竜騎手は「スタートが良かったし、返し馬から素直で扱いやすかった。競馬をよく分かっているなと思った。最後は止まるかと思ったが、最後まで脚いろが衰えなかった。全体的に緩いので、伸びしろがありそう」と評価した。
川村調教師は「調教でアクシデントがあったが、そのぶん乗り込めた。素直で、うまくいきました」と振り返った。