11月11日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル=12頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した1番人気・バードウォッチャー(牡、美浦・国枝栄厩舎、父ブラックタイド)が勝利した。勝ち時計は1分50秒3(良)。
母はG1を5勝した名牝アパパネ。21年の秋華賞馬・アカイトリノムスメを筆頭に、5頭いる上のきょうだいが全てJRAで勝ち上がっている良血だ。出脚がつかず道中は後方4番手を追走していたが、直線で外に出されると上がり3ハロン最速33秒5の末脚を繰り出し、血統に裏付けされた脚力を証明した。
ルメールは「すごく良い感じ。ずっと冷静だし、直線でギアアップしてくれた。ポテンシャルは良さそう。体もきれいだし、2400メートルも問題ないと思う」と素質を評価。国枝調教師も「まだ格好は子供っぽいけど、身のこなし、メンタルと、いいね」と声を弾ませた。次走は未定。